『人生。山あり。カブあり。』

ココは『ボンクラ』の総本山

『ちょいな人々』 荻原 浩 を読んだはなしを綴ります。

山登りの準備をしたいが、休みも無ければお金もないボンクラな『ボクボン』です。

今月は、後半は休みがかなり減ることが決定しておりーどうしようかなぁと考えております。

もし、休みの日が晴れたら『乗鞍岳』、『霧ヶ峰』、『美ヶ原』のお気楽ハイキングを計画中…

そんな貧乏暇無しの間に今回読んだ本は、
『ちょいな人々』 作(荻原 浩)先生

f:id:bokubonn:20190710102641j:plain

正直言って、全く期待していませんでしたがこの本、とても面白いです。

更に短編集なので忙しくても寝る前にサクッと読めます!

おすすめです!!!

内容は、本から少し文書を拝借すると
『日常の中でちょっと痛い人々やズレている人々の言動が絶妙で笑える』→(ちょいな人々)を書いた短編が7本載っています。

あらすじを云うとネタバレになりますので、云いませんが、ぜーんぶニヤニヤして読んでしまいます(笑)

しかし、この中の1本
『いじめ電話相談室』にはガツンとやられました!

教育関係者は、是非読むべき1本だと思います。

更に奇抜な発明で世の中を混乱させるおもちゃ会社の顛末を描いた
『犬猫語完全翻訳機』、『正直メール』。
には、びっくりしました。

この2本の短編が出たのが2006〜2007年。

この2本の短編のおもちゃ会社の発想は、今を生きる私達に通じるものがあり、作者の発想力には更にガツンとやられました。

全体的にユニークな短編集ですが、少し目線を変えれば『はっ』とする気付きを与えてくれる素晴らしい本でした〜!

出逢えて、良かったです!
作者の荻原 浩 先生が書かれた他の本も読みます!

f:id:bokubonn:20190710104335j:plain

f:id:bokubonn:20190710104428j:plain

菩提樹
初めて見たよ!