『死者は還らず』 丸山直樹 を読んだ話しを綴ります。
まず。近況。
10月6・7日に長野県は『諏訪湖』を一周して来ました!
自分に拍手〜。
まずは、1つ。有言実行。
(*´∀`)ほっ
『諏訪』良かったです。
また、ブログに書こー。
さて、本日は久しぶりの読書。
最近、眠たくて全然。
また、少しづつ読書も…
秋の夜長だしね🍁
『死者は還らず』
『丸山直樹』 作
正直言って、この本の感想は書くのは
『怖い』。
この本は、『ヤマヤ』と呼ばれる人の領域に達して本当に解る本だと私は思います。
この本は、『山岳遭難の現実』を
8件の遭難事件とともに『丸山直樹』先生の取材や経験を素に書かれている。
普通の遭難事件の本では、ご遺族関係者に配慮して書けないような厳しいと思われるような文書もありますが『遭難事件』を感情に任せることなくここまで詳しく克明に書かれている本は初めて読みました。
この本は、遭難し亡くなった方、遺族の方に厳しい姿勢を取っている文章もあるので丸山先生も『遺族の感情を考えろ』とお叱りをたびたび頂いたとあとがきに書かれている。
しかし、先生はこうあとがきに記している。
『誰が遺族にしたのだ』
『遺族を作ったのは何なのだ』
『遺族にした責任は、誰が取るのだ』と。
責任者の結構責任も当事者の自己責任も問わないようでは、いつまで経っても遭難につきまとう陰湿さはなくならないと考える。
私のような素人がこれ以上言葉にするのはとても難しいので、山に登る人。
特に冬山に登る人は、是非この本を読んで改めて『山岳遭難の現実』を体感して見てください。
とても素晴らしい本でした。
と締めくくりたいところですがこの本は
『山岳遭難で亡くなった方』
『ご遺族の方』
にはとても厳しい本です。
不幸にも山で亡くなった方々の
ご冥福を祈ります。
遺族の皆様にも改めて、
お悔やみ申し上げます。