『人生。山あり。カブあり。』

ココは『ボンクラ』の総本山

雲上の楽園と呼ばれし晩夏の『北八甲田』に行ってきた! 〜前編〜

『八甲田』

誰もが一度は聞いたことがある地名。

この『八甲田』が、知られることになった日本山岳史上最悪の遭難事件。

1902年に起きた『陸軍雪中行軍遭難事件』。

※知らない人は、ググってね。

たぶん、知らない人が想像する『八甲田』のイメージは、これじゃないかな❓❗

正直、今回行くまで私も厳しく、恐ろしい土地、おばけ出たらどうしよう(笑)と思っていました…が…

そのイメージが、ぶっ壊された素晴らしい山行になりました。
(*´∀`*)🌟

それでは、行ってみよー。🚲💨

季節は、晩夏🍉。
今回も相棒のスーパーカブプロ110cc。

目指すは『酸ヶ湯温泉』公共駐車場。

途中は、峠道もあり坂も多いですが、流石のスーパーカブ

車と同じ流れでガンガン登れます。

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道中には紅葉の季節には、一大スポットになる『城ヶ倉大橋』🍁も。

地元の人は、『心霊スポット』として知られてるらしいけど(笑)

青森は、キリストのお墓もあったりオカルト好きなのかな?!

でも、橋の上をバイクで走行中。
とんでもない暴風でバイクが横移動したので、バイカーは注意です⚠
(゚A゚;)ゴクリ

それにしても、山の麓は30℃超えだったのに山を登り始めると一気に気温がダウン。

さみー!!!
。・゚・(ノ∀`)・゚・。

震えながら峠道を登り『酸ヶ湯温泉』の上にある『酸ヶ湯公共駐車場』に到着!

なかなかの広めの駐車場。
近くには、キャンプ場もあるのでキャンパーやバイカーもちらほら。

駐車場には、トイレと『酸ヶ湯インフォメーションセンター』もあります。

『インフォメーションセンター』は、あんまり見るものないけど(失礼)青森ヒバのとても良い香りがしました。(*´∀`*)🌴

※開館時間 4月上旬〜11月上旬 
9時〜17時

『インフォメーションセンター』を正面に左の道路を横断すると登山口が登場。

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鳥居が入り口にあるので、身が引き締まりますね。

装備を整え、出発しようとすると…

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青森から山口まで?!
5000キロを縦走。(笑)
いつかやりたいかも…
(゚A゚;)ゴクリ

色々な思いを馳せていると
団体さんが後ろから、来たので出発ー。
(8時)

流石、『日本百名山』の1つ。
平日にもかかわらず、そこそこ人がいました。

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今回のルートは、『酸ヶ湯温泉』より
八甲田山系』の、最高峰『大岳』へ登り
毛無岱』の湿原地帯へ下り『酸ヶ湯温泉』へと周回するルート。

※実は「八甲田山」と名がついた単独峰はありません。

複数の火山やその他諸々で構成された複合火山なのです。(長くなるので割愛!)

天気は、快晴☀
これは、山頂から良い景色が見れそう…
(フラグ)

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道標は、少しくたびれていましたが気持ちの良い道。

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酸ヶ湯温泉の標高がすでに890㍍なので『大岳(1585㍍)』までの標高差は少しだけ。

麓から登った『岩木山』に比べるとハイキングみたいなものですね。

今回は、まったり、ルンルンで行きますー。

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少し歩くと
何故か、枯れてる木たち?!
なんだか神秘的。

(あとで調べたら『硫化水素ガス』か発生している恐れがあるので風がない日は気をつけましょうって書いてあったよ!
無知って怖いね(゜o゜;)

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苔むす登山道も気持ちが良い。
そして、気温が低いのでわずわらしい虫がいない!(∩´∀`)∩ワーイ

道も一本道なので安心ですね。

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おやっ。
硫黄の匂いが…
と思ったら『地獄湯の沢』に到着!
(8時40分)

うぉー。
景色が開けて気持ちいい!
けど、ガスってねぇーかぁー。
( ゚д゚ )彡☁

硫黄ー。
温泉♨入りてー。
と感情が爆発🌋

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沢の向こうには、『南八甲田』。
どんな感じかなー。

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虚無…
この角度だと『上高地の岳沢』を思い出します。

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ここから風が強くなってきて、雲☁が凄い速さで流れていく。

このガスも山頂に行けば、無くなるはず…
(゚A゚;)ゴクリ

期待と不安を胸に後編に続くー。